【敢えて】エスペラントの「資本主義的メリット」を語る

エスペラント

はじめに

Saluton al ĉiuj! Kiel vi fartas? どうも、みかわやです。

最近ついに就職をしまして、数年ぶりに毎日規則正しい生活をしています。日が変わる前に寝ていることが常態化したのはもう高校生以来というか、高校生の時ですら深夜1時くらいまで起きていたことも珍しくなかったので、そうなると中学生以来かもしれません。

さて、社会人になると、周りも資格勉強の話をしていることが多いです。私の企業にはエンジニアが多いものですから、やはり基本情報技術者とか、AWSとか、Oracleとか、そういったものを勉強するわけなのですが、私は文系の人間なので、部署ごとに多少の違いはあれど、そういったものに相当するのは簿記とかTOEICとかだったりします。

では私たちはなぜそういった資格を勉強するのかというと、もちろん上司からの命令だったり、転職を有利にするためだったり、はたまた資格習得手当だったりするわけですが、一番の目的はやはり業務に役立てるということにあります。たとえばTOEICだったら、外資系企業だったら特に入社前課題としてTOEICの点数ノルマが課されることも珍しくないですし、もちろん転職も有利になりますし、会社によっては一定の点数以上だと奨励金がもらえます。ですが、究極の目的はやはり、このグローバル社会において英語というのはとても業務上役に立つ場面が多い、ということに尽きるわけです。

こういう勉強を業務時間中に全て終わらせることができれば良いのですが、暇な時やテレワークの時ならまだしも、そういうものは基本的に業務時間外にやらざるをえません。つまり、なかなか「全く実用的ではない、趣味一辺倒の勉強」というのはし辛いところがあります。たとえばポケモンだって社会人になってから真面目に構築考えたりダメージ計算したりするのやらなくなりがちだから安易にテンプレに逃げたり

そういう時に私はふと思います。

「じゃあエスペラントの勉強の立ち位置って何だ……?」

と。

※「エスペラントって何だよ」って思った人は、こちらのホームページをご覧ください

正直言ってエスペラントなんていうのは、直接的には1円のカネにもなりません。ごく一部例外もあります(たとえば各国のエスペラント協会に雇われるとか)が、基本的には常に赤字を強いられる類のものです。

そして、現在の日本は深刻なインフレ下にあり、私もコメの値段を見て驚愕しているわけですが、そのような状況下で果たしてエスペラントを始めようと思う酔狂な素晴らしい人はどれだけいるでしょうか?正直言って、残念ながらこの状況下では「いやでも英語のほうが喫緊の課題だし」とか「何の役にも立たないし」とか言われても仕方ないところはあると思います。

ですが、私はそういう状況下で敢えて言いたい。

「いや、エスペラントだってわかりにくいけど実は結構役に立つんだぞ!」

と。

「何言ってるんだ?」と思うかもしれません。しかし、私はこれを主張するにあたって、確固たるロジックを持っています。事実、最初「エスペラントなんて何の役に立つの?」と小馬鹿にして聞いてきた人も、最後には大抵納得してくれます。というわけで、早速具体的なメリットを5つ挙げましょう。「はじめに」と「まとめ」以外の場所をご覧ください。

は?と思うかもしれませんが、それは多分大半の人が思ってることなので問題ないです。今から納得させますので、とりあえず読んでください。


英語など他言語の勉強に役立つ

エスペラントというのはそもそも、世の中に元からあった言語をベースに作られています。つまり、エスペラントを勉強する時、それらの言語も同時に勉強しているといっても過言ではないのです。

たとえばエスペラントには、英語の語彙が元になった基礎単語がたくさんあります。havi(持っている)、blua(青い)、birdo(鳥)など、学習していると「これもう最初から知っているぞ」という連中には結構出会します。フランス語に関してはそれがさらに顕著になり、aĉeti(買う、acheter)、granda(大きい、grand)arbo(木、arbre)など、枚挙にいとまがないレベルになります。英語に詳しい方ならよくご存知だと思いますが、英語にはフランス語由来の単語が相当紛れ込んでますので、フランス語の単語学習が簡単になるのはもちろん、英語に関しても簡単になります。

そして、エスペラントは極めてシステマティックに作られてる言語なので、感覚で掴むよりも語彙ごとの品詞を理解することが重要です。そういった学習を続けていくと、自然と他言語の品詞にも注意が向くようになってきます。事実、私はエスペラントの学習を通して形容詞と副詞の違いをようやく理解しました。そんなんでよくICU卒業できたな……と思われるかもしれませんが、私がそれは一番思ってます。

単語を理解すれば、TOEICの長文がより読めるようになります。品詞を理解すれば、嫌らしい文法問題(語尾にlyがつくか否かとか)で点を落とすことが減ります。つまり、エスペラントを勉強すると、TOEICの点数が上がります(言い過ぎ)。でも、間違いなく言語に対する解像度は上がります。事実、エスペラントを英語などの諸言語を勉強する前の「橋渡し言語」として勉強させた方が、その後の定着率が高かったというデータがあります。俗に「パーダーボルン・メソッド」と呼ばれるものなのですが、詳しくはこちらのWikipediaをご覧ください

自分を覚えてもらえる

突然ですが、身の回りに「エスペラントをやっています」という人がどれだけいるか、思い浮かべてください(エスペランティストや言語界隈の人はそれ以外のコミュニティについて!)。多分ほとんどいないはずです。

現代は多様性の時代とはいえど、意外と人間は画一化されていくものです。カラオケに行くと歌う曲が割と似てたりとか、休日に出かけるとファッションのブランドが同じだったりとか。そんな中で、特に関わりがあまり深くない状況において、一度は思ったことがあるはずです、「あの子ってどんな人だっけ?」そう、人間は意外と他人のことを覚えていないし、他人から覚えられていないのです。

でも、大丈夫。エスペラントがあればね。

たとえば、自己紹介をする場があったとします。私も新人研修の時にありましたが、やはり割とありふれたことを言う人が多かったり、いざ何か面白いことを言おうとしても本当によくあるネタしか持っていないことが多いんです。ですが、エスペラントについて喋ったらどうでしょう。絶対にありふれたネタではありません。「エスペラントの人」として覚えてもらえる確率はかなり高いと思います。「いきなり変な趣味について語り始めた空気の読めないヤツ」と思われて距離を置かれても私は一切の責任を持ちません

(ちなみに私は新人研修の自己紹介の際、同部署に配属される同期が誰もいなかったために最初から目立っていたので、エスペラントのことは喋りませんでした。ちょっと個性が渋滞してしまうかもしれないと思って……。)

おそらく多くの方が実感している通り、ビジネスの世界では「顔と名前を覚えてもらえるか」というのは重要なことですが、とはいえそれはなかなか難しい。事実、私も名刺を貰った際には後でこっそり裏に「何月何日、〇〇で会う」みたいなことを書いてます。そうじゃないと覚えられません。しかし、エスペラントの話題をひとつまみするだけで覚えてもらえるなら簡単です。もちろん「ガクチカ」にも応用可能なので、リクルートスーツの没個性を気にするなら、エスペラントを始めてみてはいかがでしょうか(結果の責任は取りません)。

普通では知り合えない人と友達になり、コミュニケーション力が上がる

間違いなく、これが個人的に最も大きいと感じるメリットです。国内外、性別(性的指向)、年齢、立場、全て関係なく、エスペラントを始めればその時点でSamideano(同志)としての連帯の輪に加わることができます(ちなみにアカい意味での同志はKamaradoと言います)。

エスペラントを始めてから少しして、せっかくだからこれを使って人と交流したいと思った私は、思い切って名古屋のエスペラント協会にコンタクトを取りました。そこで知り合った80歳の方に誘われ、なぜか大学教授と一緒にご飯を食べることになりました。その教授の専門領域についてほぼマンツーマンで色々なことを聞けたのはとても贅沢な時間だったと思います。

そこからさらにつながりは広がっていき、上智大のエスペラントサークルの人々、東大のラテン語ガチ勢、遥か昔のICUのOBOG、アナーキスト(なぜかエスペラント界隈には多い)、ヴィーガンレストランのマスター、そして日本エスペラント協会の運営陣など、まぁ普通に考えてあまり関わることができないような人々と交流を深めることができました。現在こそ就職と引っ越しに伴ってこのような交流はあまり出来ていないのですが、落ち着いたらまた色々としていきたいと思っています。

ちなみに、私は今でこそこんなに図々しく、時には物申しながらも様々な人々と交流していますが、元々私は歳上とのコミュニケーションが大の苦手でした。多分過去に所属していたコミュニティの後遺症なのですが、歳上に対してめちゃくちゃ分厚いバリアを張り、ひどくかしこまった敬語で会話することが常でした。確かに礼儀正しいのは良いことかもしれませんが、過ぎたるは及ばざるが如しというわけで、寧ろ関係性が全然進展しないことが大半でした。私はかつてDJをしていた時期があるのですが、そういう上下関係が比較的緩いコミュニティでさえ、その悪癖が完全に抜けることはありませんでした。

思えば、DJというのはやはり同世代がたくさんいるので、別に歳上と関係性をそこまで深めなくても、まぁ何とかなるっちゃなります。しかし、エスペラントはそうはいきません。なんせ、コミュニティ人口の大半が70歳以上なのですから!

そのような状況下、もはや細かいことを気にしていては何も始まりません。そして、(確かにクセの強い人が多いとはいえ)エスペランティストの多くは若い人に優しいですし、若い人がコミュニティに加わることをとても喜んでくれるので、「私は歓迎されている」ということが自然とわかります。次第に壁はなくなっていき、歳上に対して持っていた恐怖心のようなものは薄れていきました。現在私は割と年配の方と仕事をする機会が多いのですが、あまり物怖じしないことが寧ろ気に入られているのか、世間話でさえ非常に円滑に回すことができています。

もし、このように、特定の属性に対して苦手意識を持っているのなら、エスペラントを始めるのはひとつの手段かもしれません。異なるジェンダー、国民や民族、異なる思想を持つ人、そういった人々への偏見を取り払うのに、エスペラントは良い役割を果たしてくれます。実際、エスペラントを作ったザメンホフはそういうことを意図していたわけですし。苦手意識がなくなれば、当然もっと多くの人と自然に関わることができるようになります。ビジネス的な知見を得るのはもちろんのこと、商機さえそこには眠っているかもしれません。エスペラントを通して「コミュ強」になりましょう

海外旅行がさらに楽しくなり、Instagramのコンテンツが強くなる

海外が好きな方にお聞きしたいのですが、一度はこう思ったことはないでしょうか。「確かに海外旅行は楽しいけれど、ツアーに参加したりするだけでは物足りない。もっと地元の人しか知らないようなディープな体験をしたい」と。はい、エスペラントの出番です。

国際青年エスペラント協会という団体は「パスポルタ・セルボ」というサービスを展開しています。簡単にいえばこれはエスペランティストのためのホームステイサービスで、もちろん事前の連絡が必要ですが、登録してあるエスペランティストの家に宿泊することができます。「宿泊することで高額な料金を請求された!」という話は聞いたことがないですし、実際私の知り合いのエスペランティストはタダで来客を泊めていました。

当然ですが、観光ホテルに泊まるよりもホームステイの方が体験としては「濃い」です。地元の人の目線でその土地を案内してもらえますし、観光ガイドには載っていないような楽しみ方も教えてくれます。まだ韓国旅行がそこまで一般的でなかった時代、知り合いのエスペランティストはこの制度を利用して、オムク(韓国風おでん)を食べたそうです。オムクは韓流ブームのおかげで今でこそ知名度が上がりましたが、当時はめちゃくちゃマイナーな食べ物でした。

また、エスペラント検定3級を持っていることが原則条件ですが、世界中のエスペラントに関する催しに出席する際に、日本エスペラント協会から最大半額の補助金が出ることがあります。「海外で何か良い体験をしたいけどお金がない!」という人は、エスペラントを通しておトクに国際交流をするのも良いかもしれません。

最近は海外旅行の様子をInstagramなどのSNSに投稿することがかなり一般的です。エスペラントを通して得た「濃い」コンテンツを駆使すれば、ひょっとしたらインスタグラマーやティックトッカーごっこもできちゃうかもしれません。承認欲求のあるあなたにこそ、このマイナーな言語をおすすめします。もちろん、先ほどのビジネス的な自己紹介の火力を高めるのも良いと思います。

努力の習慣が身につく

「今週の土日は簿記の勉強をするぞ!」こう思って結局しなかった経験、おそらくあると思います。受験の時代はあんなに頑張れたのに、いつの間にか長時間勉強することができなくなってしまった。それは歳のせいなのか?それもあるとは思いますが、おそらく努力の習慣を忘れてしまったというのもあるのではないでしょうか。

前にPHPという雑誌で見たのですが、習慣化のためには、まずは限りなく低い目標を設定して、徐々に難易度を上げつつ成功体験を得ると良いらしいです。それにうってつけの題材がエスペラントです。

とはいえ、語学を勉強するというと、なかなかハードルが高く感じるかもしれません。そこで、お手軽に努力の習慣が身につくステップを用意しておきました。これは過去の言語学習の経験から導き出した我流の方法ですが、(肝心の言語そのものの上達スピードはさておき)学習を軌道に乗せることに関しては割と普遍性があると思います。

①まずは椅子に座ることを目標にする

そもそも、椅子に座らないと勉強はなかなかできません(立ってやるとか、スマホでeラーニングするとか、そういう例外もありますが)。先ずはやる気を出して椅子に座った自分を褒め称えます。実際、椅子に座るだけで「せっかく椅子に座ったんだから勉強しよう」となることはまぁまぁあります。

②エスペラントの超簡単な文法事項を1つ覚えることを目標にする

椅子に座ることができたら、エスペラントの超簡単な文法事項を少しずつ覚えていきます。最初のうちは本当に1日1つとかでも良いので、たとえば「現在形の末尾は-as」とか、「形容詞の語尾は-a」とか、少しずつ積み上げていきます。「簡単過ぎて逆にやる気が出ないぞ!」ということだったら、もちろんさらに何個も覚えてもOKですが、燃え尽きには気をつけてください。

③とりあえず単語は後回しで良いので、徐々に文法事項で覚えることを増やしていく

言語学習で一番大事なのは「単語」ですが、とはいえ、単語を覚えるのは大変なことです。「1日100語!」とか設定して挫折するのは典型的な「あるある」なので、とりあえず単語は焦らずに、簡単な文法事項から制覇していっても問題ありません。というのも、文法問題の中にもよく出てくる語彙があるので(英語でいうところのbe動詞に相当する”esti”はその際たる例ですね)、ある程度は勝手に覚えられます。

④慣れてきたら10語くらいずつから単語を覚え始める

文法事項が高度になり始めて辛くなってきた時、或いは単純に文法事項に飽きた時、そうなったら文法をすぐに無理矢理理解しようとはせず、少しずつ単語を覚えていきます。エスペラントは結構造語が規則的なので、覚えるのに必要な労力は他言語と比べてかなり少ないです。ただし、基本中の基本みたいな単語はやはり規則的ではないので、少しずつで良いので慣れていきます。難しい概念の単語にも結構造語が混じってるので、途中から語彙力は指数関数的に伸びていきます。なので、焦らなくて良いです。

⑤なんとなくイケそうだと思ったら辞書と共に中長文の読解に挑戦する(簡単に読めそうなものor強烈に興味のあるもので)

しばらく経つと短文に飽きてくると思いますので、文法や単語が完璧でなくても構わないので、生きた文に触れてみると良いと思います。もちろん簡単なものから読み始めるのは良い方法ですし、たとえ難しくても、強烈に興味を惹かれるものがあったらそれを読むのも楽しいです。私は毛沢東語録のエスペラント版を持っています。中国語版のものと同じく、表紙は防水加工がされていてポケットサイズなので、持ち運びができる親切設計。これには理由があるのですが、本筋から外れる話なのでやめておきます。

……という感じで書いてはみたのですが、私自身まだまだエスペラントは初心者です。なので、先ほども書きましたが、身につくかどうかは保証しません。ただ単に、私が過去に「こうしたらなんか良い感じに学習を継続できたぞ」という方法を載せているに過ぎませんので、たとえば受験英語とか資格試験とか(それこそこれを読んで「まずは6月のエス検を取るぞ!」とか思ったりする人もいるかもしれませんが)にこの勉強法を持ち込むのは危険です。時には無理矢理詰め込まないといけない時もあると思います(それが嫌いで私は受験英語の時代に割と悲惨だったのですが……)。

とはいえ、NHKのラジオ講座くらいのゆるい熱量で、あくまでも習慣づけのためにやるという意味であれば、こういう方法も推奨できます。

そうして、「直近でこれだけエスペラントが勉強できた!」という成功体験があれば、他のことをやる時にも自信になりますし、ある程度応用も効くはずです。学習の過程で「この記事にはこう書いてあったけど俺にはこっちの方が良い!」とかもあるかもしれませんし、そうなったら「自分が努力するために最適な方法」を知っていることになりますので、かなり強いです。そうなれば、業務理解はもちろんのこと、たとえ簿記だろうがTOEICだろうがUSCPAだろうが、夢物語ではなくなるでしょう。


まとめ

ここまで、エスペラントを学習することの「メリット」について、長々と書いてきました。

しかし、特にエスペランティストの方々は、「いや、そんな損得勘定じゃなくて、もっと精神的に豊かな動機で始めて欲しい!」と思うかもしれません。それは正直、私も思うところではあります。ザメンホフ自身も「商業実用にのみ役立つエスペラントに関心はありません!」と発言しています。

とはいえ、始めるキッカケとしては別に損得勘定というか、ドライな感覚で始めても良いのではないかと思います。「気になっている先輩がいるから」という邪な理由で部活を始めたら、その競技や活動の面白さに気付いていつのまにかのめり込んでいく……というのは、昔から語られ尽くした定番の流れです。入り口が何であれ、最終的にその精神的な豊かさにハマってしまうことは、十二分に考えられるでしょう。

というわけで、「エスペラントは結構役に立つ」ということを、おそらく納得していただけたのではないかと思います。昨今、エスペラント界は深刻な少子高齢化問題に直面しており、若い力や新しいものの見方を本当に必要としています。興味を持ってくださった方がいらっしゃったら、是非まずはインターネットで「エスペラント」と検索してみてください。私たちはKomencantoをいつでも歓迎します。

それでは、Ĝis revido! ありがとうございました。


※ここに書いてあることには伝聞事項を含みますし間違っているかもしれない(なぜなら私自身始めてから約1年しか経ってない)ので、何かキッチリした出典(例:大学のレポートなどといったアカデミックな提出物)として使うことはお控えください。たとえるならWikipedia並かそれ以下の信用の仕方をしてもらえれば幸いです。

※参考までに、エスペラントを学習するうえでおすすめのサイトと本を載せておきます。

「はじめてのエスペラント」
「これを買っておけば間違いない」的な参考書です。以前は誤植が多くありましたが、現在では修正されています。ただし、かなり網羅的に分厚く書いてあるので、ガッツリやりたい人向けです。

「ニューエクスプレス エスペラント語」
語学書の定番、ニューエクスプレスシリーズのエスペラント版です。全20課に文法事項がコンパクトにまとまっており、とても見やすいです。ただし、例文がやや難しく感じるところがあるかもしれませんので、わからないところはインターネットに投げちゃいましょう。

「ドリル式エスペラント入門」
名前の通り、練習ドリルのついた解説ページですが、最大のメリットは全部無料なところ。まずはこのホームページから始めてみて、難易度が物足りないと感じたら、実際に書籍を手に取るという風でも良いと思います。

エスペラント学力検定試験対策単語リスト
埼玉エスペラント会が公開している、エスペラント検定4級・3級の単語帳です。初中級の試験では基礎的かつ重要な単語が多く出題されますので、試験を受けない人もここから覚えてみると良いかもしれません。

番外編 「ことのはアムリラート」
突然ですが、あなたはオタクですか?もしそうなら、まずはコレをプレイしてください。エスペラントをテーマにした百合ノベルゲームです。登場人物が音声を担当した「百合でおぼえるエスペラント」という本もあります(私はまだ買っていませんが、結構実用的みたいです)。

他にも数々の良いサイトがありますが、それは追って紹介していきたいと思いますので、よろしければ、私のTwitterをフォローしてください!


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